相談室(ブログ)

職場の男性上司のセクハラ言動に精神的に参っています。

2019.08.27

質問
30代前半パート、既婚です。ある公共の施設で勤務しています。
40代男性上司に精神的に参ってしまっています。

私の車の写真をネットで探して会社のプリンター使って出して渡してきます。
わざと私と2人だけの空間になるように仕組んで
女性マネキンの胸を撫で「僕どこ触ってんだろね?」と気持ち悪い目で見てきます。
「自家発電」って知ってる?「知りません」「調べなくていいからね。」と
言い残しその場を去り、同じ日にそれを3回繰り返されました。

男性の隠語でした。最後に「○○君はやってるけど僕はやってないよ。」と言いました。
「僕、珍しい車を見つけると人んちの車の前に立ってじーっと見てるんだよ、
不審者だよね?」と言ってきます。
「ちょっとしたアドバイスなんだけど、昨日○○書店に行ってきたんだけど、
階段急だし2Fも踊り場みたいになってるからスカートで行かない方がいいよ!」
「○○君って本当に仕事できないんだわ、辞めてもらいたいよ、潰してやる!」

この上司とどうしても業務上2人になってしまう時間帯が1日に多くて3時間あるのですが
その時だけ、自分がどのくらいの声の大きさで接客しているのか
聞き取れなくなってしまいます。お客さんに聞き返される事が増えてきました。
呼吸も苦しくなります。

以前別の上司に相談し、見廻りなどやってもらっているのですが
見廻りない日や休みの日に限ってまた繰り返されます。

彼が何が何でもしたくない仕事(最後の拭き掃除)を私がやらざるを得ない状況に仕立てます。
ポジション制でこのポジションだったらその時間は掃除をする事になっておりみんなやっています。
私が過敏になりすぎな性格なだけなのでしょうか?

回答
臨床心理シランの室です。

職場で、毎日数時間近く一緒に仕事をする上司からの卑猥な言動を受けると、誰でもあなたのように精神的に参ってしまうでしょう。そんな上司と二人の空間にいなくてはならない…過緊張が声や呼吸にも影響しています。

一日も早い対処が必要です。あなたの精神状態が少しずつ不安定になり、心の傷となっていくおそれがあります。
他のカウンセラーの方が提案されているような対処(記録、録音、労働相談、社内の相談室など)に賛成です。

会社内で、毎日顔を合わせるだけに、今後の職場での生活を考えると対処に苦慮されると思います。ご主人には相談されていますか…。

一番よい方法は、例えば、セクハラ行為に遭遇した時、「やめてください!」「セクハラで訴えます!」と勇気を出して、思い切り叫ぶことです。相手は驚き、あなたには二度とセクハラ行為をしなくなると思います。
他に訴えるより、面と向かって直接的に言い切れば、ほとんど解決します。それで解決できない時は、しかるべきところに訴えればよいでしょう。

その上司も人を見て、態度を変えるような人と思われます。誰にでもセクハラセク行為をしているわけではないと思います。できそうな人、許されそうな人を選んでいると思います。

あなたは、どちらかというと「断ったり」「嫌な事を嫌だと言ったり」することが、苦手な人なのかもしれません。相手を傷つけるのではないか、自分が悪く思われるのではないかなどの思いの強い人なのかもしれません。そこに上司はつけ込んでいるように思えます。

そうだとすれば、あなたの乗り越えるべき課題もありそうです。それはあなたの自己表現の仕方です。
表現力には、
1攻撃的…自分のことだけを考えて他者を踏みにじるやり方。
2非主張的…自分よりも他者を優先し、自分のことを後回しにするやり方。
3アサーティブ…自分のことをまず考えるが、他者をも配慮するやり方。

あなたの上司は、あなたといる時は「攻撃的」表現の人になっているようです。
そのときあなたは、「非主張的」な人になっています。

非主張的な人の特徴…黙る。服従的。依存的。引っ込み思案など…。自分に否定的で、他人に対しては肯定であり、自他の関係のバランスが崩れるという傾向があります。

人間としての人権を守る権利が、誰人にもあります。人権は尊重されなければいけません。あなたは、自分の女性として人権守らなければいけません。人間として当然の権利ですから。相手の横暴に屈服してはいけません。

かつて、アメリカで黒人差別が横行していたとき、バス内でも差別があり、白人が優先的に座る、黒人は立たなければいけないということが公然として行われていました。そんな時、ある黒人の女性が勇気を出して、座席を立つことを強要した白人に対して「ノー!」と叫んだところから、黒人差別撤廃の運動が始まったのです。それは、一女性の勇気ある一言「ノー」という叫びでした。

あなたも勇気を出して、「ノー!」「やめてください!セクハラで訴えます!」と、その場に遭遇した時に上司に叫んでみてください。
緊張関係にある相手に対して「ノーと叫ぶ自分」には勇気が必要です。事前にイメージ練習を何度かするとよいと思います。

あなたの勇気の一言が、あなたを救いますし、上司の誤りをも正すことになるでしょぅ。