相談室(ブログ)

マインドフルネス蘇生法は心療内科で改善できない心の病を改善すると聞きましたが本当ですか? 30代後半男性

2024.08.31

回答

心の病が長引き遷延化している方が当室に来談しています。5年、10年と病み続け、心療内科や精神科を巡ったり、病院を変える度に診断名も変わった方も少なくなくありません。薬で改善できない方がマインドフルネス・認知行動療法を求めて来ます。

芝蘭之室のマインドフルネスは来談者の心の状態に合わせて対処します。

初級はアメリカのカバットジン氏が創成され日本に逆輸入したマインドフルネスストレス低減法です。これは日本各地のカウンセリングで実施されています。今の瞬間を評価せず、ありのままという禅の瞑想の応用展開です。評価せずありのままという瞑想は、指標がなく、自己撞着に終わる危険性もあります。症状の軽い人や予防には、集中力が高まるでしょう。

中級、上級は、芝蘭之室独自の創成でマインドフルネス蘇生法す。

中級は瞑想に身体学、自然学を加味させたものです。中程度の心の病の方、向きです。とらわれや偏りから心身がアンバランス状態になったものを調和させ、心をリフレッシュさせます。

上級はかなりの重症化された難治者の方が対象です。10年近く心の不調や病に苦しんだ人が実践し改善しています。この段階の方は知識や気づきだけでは自分の心的状態を変えることはできません。生命全体の覚知が求められます。つまり心の錬磨が必要になります。

人間の深い本来的心の働き、それは宇宙の慈悲と智慧の律動であり周波数です。その律動に心を合わせるとき、いかなる重症化した心の病も本来的な浄化された心に蘇ります。 生物学や物理学、自然学、音声学、詩学、量子力学等の諸学と仏法を円融させたものです。

真の瞑想とは禅定であり、心を一所に研ぎ澄ませ意識を磨き高め、瞬間の意識を超えた深い生命全体に意識を融合させることです。思想は生を支えている無意識から起きる言葉であり、経験・記憶で構成され感情を伴っています。

人生はどんな思想に生きるかで幸福不幸も決まります。人は部分観にとらわれた思想に生きているため苦しみます。真の瞑想・禅定は部分の囚われを脱し生命全体に生きる思想を産み出し心を蘇生させ、心を本来の健康状態に戻します。

そのとき、どんな重症化した心の状態も本来の健康状態に蘇ります。