相談室(ブログ)

マインドフルネスとマインドフルネス心身調和法の違いを教えてください。

2024.05.18

マインドフルネスはアメリカ発祥です。1990年アメリカのジョン・カバットジン氏の著書が日本で翻訳されたもの「生命力がよみがえる瞑想健康法ーこころとからだのリフレッシュ」から始まっています。その後、カバットジン氏は幾多の実践を得て15年後に「マインドフルネスストレス低減法」と改定されたものが本となり、日本に広まりました。同時にアメリカでも、ジョン・カバットジン氏の実践にヒントを得た精神医療関係・心理学者たちの実践によって展開応用されたものが、マインドフルネス認知療法です。前ブログでもマインドフルネスについて説明していますので、ご覧になってみてください。

日本に紹介されたマインドフルネスについて簡単に説明します。
仏教者、鎌倉時代の道元(比叡山で天台宗の妙法蓮華経を中心に修行、その後中国にわたり、禅を修行、日本に戻り自身の悟りを「正法眼蔵」として完成、亡くなる前は法華経如来神力品の一部と妙法蓮華経を読誦、書写したと言われている)の禅をカバットジン氏が日本で修業され、禅の瞑想にヒントを得て独自に開発されたのが、マインドフルネスです。つまり道元の教えの現代的展開です。当初は「苦痛から解放」が目的でしたが、徐々にあらゆる精神疾患にも適用されるようになりました。そして、効果が証明されています。鬱に有効な認知行動療法で治癒できない、遷延化(長引いた)された鬱に有効とも言われています。

〇具体的な実践法
・瞑想とは、今の瞬間を評価せず、意識を目的に集中し、その心をありのままに体験すること
・呼吸瞑想
・ボディスキャン 
・ヨガ瞑想

※カバットジン氏の瞑想では、自動操作状態の意識から、今に意識を集中して評価せずに生きるという方法です。
体得は、もちろん仏教の禅の修行が求められ、自己本来への絶対的な信と忍耐が必要です。だから修業なのです。カバットジン氏は、今なを上記3つの修行はされていると聞いています。ノウハウものでは、けがをして、何も得られず終わるからです。つまりヨガ瞑想とは日々更新する生命活動を最高なものに合わせて生きるという修業なのです。

〇マインドフルネス認知療法
今の瞬間の意識、認知を過去からの流れから、今現在の新しものとしてとらえる認知に変えていく方法です。やはり、体得には修行が求められます。
なぜなら、マインドフルネス自体、カバットジン氏が禅の修行から得たものですから、当然同じ道を歩むことが体得には求められます。楽をして得られるものはありません。苦を受け入れ、その解放には、かなりの修業が必要になるからです。
 
最後に当室独自のマインドフルネス心身調和法の説明です。
〇マインドフルネス心身調和法  ―瞬間の生命を最高に発現させるためにー
前回のブログに説明したものは省略します。

〇マインドフルネス心身調和法で心身は蘇る     
―生命は今の瞬間にしかない、その瞬間を最高の自分とともに生きるー
マインドフルネス心身調和法は、最新科学、生物学、量子力学の見解にブッタ・釈尊の法を加味したものです。マインドフルネス、認知行動療法などを包含した円融円満なもので、生命科学を基本にしています。

※ヨガの真意を実践で体得することが主眼です。体の部分と全体のつながりの実感、表層意識が深い深遠な神秘な潜在意識とつながっていることの実感体得。インドのダルマ大師は洞窟の壁に向かって、9年間、禅定三昧(ヨガ瞑想)され、悟りを得たと言われています。しかし、当室の瞑想は、山林や洞窟にこもってするものではなく、日々の生活の中で実践するものです。それがマインドフルネス心身調和法の特徴です。