相談室(ブログ)

うつ 心模様② 心の底に抑え込んだ怒りが炭火のようにくすぶっている 

2024.02.05

 心の不調を訴える人と面談して感じることは、本人は気づいていませんが、心の底に瞋りが沈んでいるのが見え隠れすることです。そして、その怒りが本人の心の不調の大きな原因になっていることです。
 
 特に鬱になっている人には、強い大きな怒りが潜んでいることを発見して驚くことが度々あります。抑うつ気分を遷延するものの一つの反芻思考の正体が、過去の怒りに関係する出来事であったり、人であったり、自分の失敗であったりを想起することから起きています。

 その怒りは他者に向いていることもありますが、うつの場合は過去の自分に向かい、自分を責める傾向にあります。そして罪悪感情を伴っています。自分に対する怒りが強ければ強いほど、自らの生のエネルギーは消耗していきます。

 自分の持つエネルギーで自分を攻撃します。何度も何度も、それを繰り返していけば、必然的にエネルギーは枯渇し、自律神経は調子を崩し機能しなくなります。

 命の波動の逆流現象が起きた状態です。結果、心身に大きな影響をもたらします。体がだるい、億劫、何もする気がしない、食欲もない、生きる意欲もないなどといった症状になります。、

 うつの改善は、この無意識に潜んでいる怒りの正体を見抜くことから始まります。