相談室(ブログ)

愛とは二人が紡ぎ出す この世で最も美しい物語である

2024.02.19

愛するとは その人のすべてを受け入れ どんなときも大事にし 守り 尽くし抜くことである

かつて、「世界の中心で愛を叫ぶ」という小説が大ヒットし、テレビ化され多くの人々に感動を与えました。その昔「愛と死を見つめて」という映画が大ヒットし、やはり多くの人たちの涙を誘いました。また最近では、24時間テレビで「愛は地球を救う」という番組が毎年のように報道されています。キリスト教の隣人愛や博愛など、愛という言葉には美しく神々しい響きがあり、人々の心のひだに入り込む言葉です。恋人同士で相手から「愛しています」と言われると、何ともいえない感動が全身を駆け巡ります。

愛の表現語…人類愛、家族愛、兄弟愛、夫婦愛、親子愛、動物愛、母性愛、母校愛、会社愛、スポーツ愛など、愛のつく言葉はたくさんあります。それぞれ意味は微妙に違っています。また使う人が自分なりの意味をこめることもあります。

しかし、その愛とは何なのかというと明確に答えられる人は少ないでしょう。日本にはもともとない言葉であり、欧米のLOVEの訳語だからです。翻訳語の曖昧さが日本で創作され美化された代表的な言葉が「愛」と言えます。

愛ほど抽象的なつかみどころがない言葉はありません。しかも快い響きを持った数少ない言葉です。それは「愛している」という関係の中で使われる抽象性をもった言葉だからです。どのようにも解釈できる幅のある言葉なのです。抽象的で幅があるからこそ、悪用されたり利用されたりする言葉になります。

愛とは本当の優しさの別表現です。見返りを求めることはしません。相手がどんな状況になっても、たとえ相手の姿かたちが変わり果ててしまっても、その人のすべてを受け入れ 守り、大事にし、尽くし抜く心、それが愛なのです。

愛の実践は、心の強さ、心の清らかさ、正しい心の持続が必要になります。つまり人間性の向上が求められます。愛する二人は限りなく向上し、周囲に美しさを放ちます。

そうした真の愛を持った人が増えていけば、地球も人類も救われていくと思います。